何故私は彼女を殺し、その肉を食らったのか。

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017| アリス・ウォーターリリーの裏設定
●経歴詳細

 翼人の集落、閉鎖的だが平和な村で生まれ育つ。
 神々に仕えた<翼ある者>の末裔として、大地に生きる者を正しく導くべく(※翼人は無自覚の選民思想を有している、というのがオフィシャル設定である。彼らは自らを「大地のくびきから放たれた者」と認識し、飛行能力を持たない人類を無邪気に見下している)、幼い頃から戦乙女としての修行に勤しんだ。
 十四歳のとき、人間との紛争により集落が壊滅。翼人は人類や亜人間との間に混血を作れない、つまり人間相手には妊娠しない体であるという特性や、人体(人類、亜人間)に影響を及ぼす病原菌に感染しないという性質から、長期にわたって肉欲処理用の奴隷として扱われた。性感染症や妊娠といった面倒ごととは無縁であり、不老長寿で美人揃いの翼人の女は性処理奴隷として理想的だった。
 しかし理想的であるが故に、アリスを捕らえた男たちは彼女を共有出来なかった。アリスに対する独占欲から、一人の男が周囲の者たちを殺害する事態が発生。結果、アリスは自由の身となるが、すでに精神を病んでおり、違法な薬物に依存するようになる。
 違法薬物を入手するために人を殺したことがきっかけで、殺人そのものを楽しむようになり、今では人間を対象にした猟奇殺人の常習者。奴隷時代の体験から、男性器に対して異常な憎悪を抱いており、被害者のペニスを切断してトロフィーとして収集する癖がある。なお、大半の犠牲者は生きながらにして陰茎を切断されている。
 アリス・ウォーターリリーという名は人間がつけた、いわば源氏名。
 元々は別の名前だったが、その頃のことは覚えていない。


●人物設定補足

 無邪気な笑顔の可憐な少女。いかなるときも楽しげに振る舞い、いかなる者に対しても常に笑顔で接するが、よく見ると目が虚ろ。事実を正しく認識出来ず、自分にとって都合のいい悪を常に求めている。
 言動自体は連続猟奇殺人者だが、本人は慈愛に満ちた正義の使徒のつもり。「争いはいけないわ。たとえどんな相手でも、誠意をもって接すれば必ず通じ合えるのに……」と善人ヅラをするのが大好き。しかし相手が少しでも意に反した行動に出れば、「争いを生み出す絶対悪」「言葉の通じない邪悪な魔物」などといったレッテルを貼り、正義ヅラで惨殺する。アリス本人に悪意はなく、そもそも認知能力自体が完全に狂っているため、己の所行を糾弾する者も「絶対悪に荷担する重罪人」「邪悪な魔物の仲間」として認識されることとなる。悪や魔物を退治し終えると、「たとえ魔物が相手とはいえ、力で解決しなければならないなんて悲しいことだわ」「大地に生きる者すべての心に星々の囁きが届くまで……、私は負けない!」などと言いながら満面の笑顔で飛び去っていく。


●服装など

 帰るべき故郷もなく、奴隷生活が長かったため、翼人特有の戦乙女の装束は所持していない。しかし歪んだ形とはいえ、大地に生きる者たちを正しく導かなければならない、といった翼人としての自覚はあり、その務めに相応しい(と、アリス本人が感じるような)動きやすく華のある薄手の衣服を好んで着用する。
 豊かな胸が目立つような服装、丈の短いスカート、ニーソ(のようなもの)とロングブーツ。要するに、あざとい。しかしこれは計算ではなく本能で選びとった衣服である。奴隷時代の経験から、胸や太腿を強調した方が「正義」「慈愛」であると認識しているのだった。
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